小学6年生の長男が、1年5ヶ月の受験勉強の末、無事希望通りの中学校へ合格をもらいました。はらはらドキドキの受験生活でどうなるかと思いましたが最後はきっちり上位校、2校の私立と公立と両方の合格をもらい、どちらにしようかなと贅沢な悩みの末、私立中学へ進学を決めました。
子供と親とで過ごした二人三脚の受験勉強の末の合格、晴れて希望通りの学校へ進学するのに期待に胸を躍らせる一方で、心配事も多々あり…。今後そんな中学生活について、定期的にブログにしていこうと思います。
中学受験合格発表から行く学校を決めるまで
私立中学校の合格発表から公立中学校の発表まではかなり時間があります。私立中の場合早ければ2/1に受験してその日に発表の場合もありますが、公立中学の場合2/3日に受験で、9日に発表です。私立中が第1希望の場合はいいのですが、公立中学を第1希望としている場合は入学金の締切日を考慮する必要があります。
うちの子供の場合、幸いにも私立校の支払いが12日まででしたので、公立中学の発表と私立中学の発表両方見てから学校を決めることが出来ました。
最初は公立中学に行こうと思っていたのですが、受かった私立中学について調べれば調べるほどいい学校で、最後は塾の先生の意見、学校の内容等をしっかり調べてから私立中学校へ行くと結論を出しました。
もちろん学校見学も事前にしていましたが両学校とも気に入った学校でしたのでどちらの学校にするか余計に悩みました。学校見学の時のインスピレーションも大切ですが、入ってみてからでないとわからないこともたくさんあります。文化祭や体育祭に行った印象だけで決める人が多いと思いますが、それに加えて学校生活についてもしっかり調べることが大切だと思いました。
公立の学校に関して言えば学費がかからないことが魅力でしたが、結局よくよく調べると中学生の早い段階からの塾が必要で結局私立学校と最終的にはほとんど出費は変わらないことがわかりました。(選んだ私立中学は大学受験用対策を学校でしっかりやってくれる。)
また、うちの子供はもともと帰国子女のこともあり、中学受験のために一旦日本の受験勉強をしていましたが、中学入学したらインター系の勉強に戻そうと思っていました。
その勉強を塾でまかなおうと思っていたのが、学校で対応してくれることがわかり、家で追加の塾と勉強が必要なく、学校で完結できることも大きなポイントでした。
そして何より一番大きなポイントは自由な校風。確かに合格した公立の学校も比較的自由でしたが、日でないほど私立の学校は自由な校風で自分で考えることを教育目標としていてわが子が望んでいた学校にぴったりでした。
私立中学入学手続きと公立中学校の手続き
私立中学の場合は入学金を納めます。それと同時に入学許可が下りて、入学できる権利を取得することが出来るので、合格したからといって油断しないことが大切です。子供が合格した学校はあまり厳しい条件等ありませんでしたが、学校によってその指定された時間に合格証書を取りに来ないと入学権利喪失することがあります。必ず入学手続き要綱をしっかり読んで手順を把握しておくようにしましょう。
公立中学校の入学手続きは合格発表が出たらその後窓口に行って必要な紙をもらいます。そこに入学の意思を表明すればそこで入学許可証を手に入れることが出来ます。そこまでやって初めて入学権利を手に入れることが出来ますので、公立中学はお金が発生しないからといって放置して、手続き期間が過ぎると入学権利がなくなるので注意が必要です。
さて子供の私立中学の支払いはあらかじめ金融機関に支払いをして、その領収書を貼り付けてもいいですし、直接現金を持参して窓口で支払うことも出来ました。(学校によりやり方は違います)
このとき支払った金額は29万円。(学校ごとに違いますが大体30万前後のところが多いようです。)この日に支払うのは29万円の入学金のみとなります。
公立中学校の補欠合格は次の日の指定した時間内に「繰り上げ合格候補通知書」が届きます。その通知を受けて順番で繰上げをしていくようです。ただ、繰上げ合格通知書が来なかった場合でも、(10人に通知)11人以上繰上げになった場合には繰り上げ合格となることがあります。2/24位までは繰り上げ合格となる場合があるようです。
私立中学入金後の各種事務説明と制服採寸の流れ
子供が選んだ私立共学の学校入学手続きの後の流れです。
まず最初に行ったのが制服採寸と細かい事務連絡や手続きです。制服採寸が2/11日だったので指定の日の決められた時間に学校に行きました。人数が多いので午前中は2/1受験と帰国子女、午後が、2回目と3回目受験の人が対象でした。この日の登校で行ったのが、
- 授業料引き落とし口座の登録
- 学校教科書配達の伝票記入と配送日のお知らせ
- 保険(任意)の説明と手続き方法
- 制服採寸と制服配送の伝票記入と会計(その場の現金支払いでも後日振込みでも可)
まず最初に学校入ってすぐの受付窓口で、授業料の引き落とし口座の登録用紙を渡しました。その後、別の階の教室に移動して、そこで待機します。1教室がいっぱいになったら事務担当の人が来て説明をしてくれました。基本的に子供と親と一緒に最初から最後までいました。
学校教科書配達の伝票記入と配送日のお知らせ
伝票を記入してそれを提出します。学校の教科書は3月末までに届くと説明がありました。
保険(任意)の説明と手続き方法説明
保険会社は三井住友海上のオリジナルの保険を学校用にアレンジしたものになっていて、団体割引も入って30000円で3年間となっていました。基本的に病気は対象ではなく、怪我や事故などが対象となります。加入は任意なので入っても入らなくてもいいのですが、後の保護者会のときにもし部活で運動系に入る人は必ず保険に入ってくださいと言う説明がありました。自分ですでに保険に入っている場合にはこの保険でなくても問題ないと説明がありました。中学3年間が対称なので、高校に入るとまた再度加入しなおす必要があるようです。この保険では扶養者死亡によりお金が払えなくなったとしても、保障してくれると話をしていましたが、後日の保護者会のときに学校としてそういう保険制度がある旨の説明があったので、こちらの保険はどちらかと言うと学校登校や学校中、部活中の怪我などのための保険なのかなと思いました。
制服採寸と制服配送の伝票記入と会計(その場の現金支払いでも後日振込みでも可)
一通り説明が終わった後に隣の教室に移動して制服採寸です。最初は体育着からの試着でした。見本のジャージとポロシャツ、体育着シャツがあってそれを着ました。
男の子は伸び盛りですぐに小さくなるのがわかっているので大きいのを買いたかったのですが、限界がありぎりぎりのサイズで選んだのですが、店の人が誘導してくれるので簡単に決まりました。ただ私はジャージのズボンだけはお勧めより1回り大きめにしました。というのも、丈はすそ上げすることが出来るのと身長が伸びたときに短くなりすぎてくるぶしが出るのはあまりかっこよくないかなと思いました。(上下別々のサイズが選べます)
ジャージが終わると次はシャツとジャケットを合わせました。ジャケットは丈が長めなので長く着られるタイプのものでした。こちらも店員さんが見立ててくれて、肩が落ちない程度のぎりぎりのサイズのジャケットを選びました。高校ではエンブレムを付け替えるだけなので、6年間着ることになりますが、店員さんは6年間は無理なので1回は買い換えるようになりますといっていました。大体の人が中学生のうちに1度買い換えて、それを高校3年生まで着る人が多いようです。学校のホームページを見るとリサイクルを販売しているイベント?もあったので、もしかしたらそこで呼びのものが購入できるかもしれません。
最後はズボン選びです。ここは女子と男子で部屋が別々でした。丈は6cmまで出せるようにすそをあげてくれるそうですが、実際延ばすと長年折り曲げていた後はしっかりついているようです。
制服のズボンは店員さんお勧めのサイズのものを購入しました。ずぼんは替えが必要かと思ったのですが、夏物と冬物それぞれのデザイン以外に、夏でも冬でも着用できると言うチェックのズボンもあり、それを1本追加で買えばいいようになっていました。(こちらはオプション購入)
そのほか実験着ですが、高校3年生まで同じのを着る人が多いと言うことでかなり大きめを選んでくれました。白衣なので大きくても問題ないかなと思います。
かばんはメインのものと、サイドかばん大、小とありました。メインのかばんは必ず買わなければいけないのですが、サイドかばんは必須ではないので購入しませんでした。お店の人は6割くらい購入しているとお話していましたが、正直本当??と疑ってしまいました。というのも基本学校は通常みんなリュックで登校していて、メインのかばんに関しては始業式終業式等のみ使用となっているからです。
革靴もオプションで、始業式と終業式などの特別なときのみ使用で、普段は運動靴でいいそうです。また、コートに関してもダークなモノトーン系の色であればほとんどOKであることと、まだ冬まで着ないことから購入している人はほとんどいないように見受けられました。
制服購入用の紙には必ず購入してほしい一覧が分けて書いてあるのでわかりやすくなっています。
白シャツは1枚ものと3枚セットのものどちらでも選べるようになっていましたが、1枚だと足りないので半そでも長袖も3枚セットを購入しました。お会計のところで隣の席の人が定員さんに「シャツ1枚だと替えがないから3枚を購入した方がいい」としきりに言われていましたが、いろいろ言い訳をして購入拒否してました。。
白シャツは襟に学校の頭文字のイニシャルが入っているだけなので、きっと普通のシャツを着ても問題ないんだろうな。。。と思いました。
制服のお会計
最初の案内を読んだときに後日会計と思ったのですが、並んでいるときに前の人を見たら現金で払っていたので、あせってしまいました。一応お金は持っていっていたのですが、余分に購入したおかげで5千円ほど足りず。。。あわてて近くのコンビニで下ろしてもどったのですが、なんのことはなくその場で現金で支払ってもいいし、後日振込みでもよかったようです。合計で12万5千円くらいでした。
結局 基本セット + オプション≪実験着、替えのズボン(夏冬兼用のもの)、シャツ3枚セット(半そでと長袖)≫を購入しました。
支払いの場所と同じ部屋で購買で売っている鉛筆や携帯ストラップメモ帳なども売っていました。これは学校入学したらいつでも買えるようですが、子供は記念にストラップを購入してました。
同じならびに電子手帳も販売していて購入している人が多かったです。購入している人に聞いたら、みんな電子手帳を使って調べ者をしているとのことでした。タブレットではなくて電子手帳というのが驚きですが、確かに電子手帳のほうが本格的辞書なので勉強にハム行っているかもしれません。置いてある電子手帳は3万円前後のものが3種類ほどありました。そのときに頼めば入学までには間に合うと販売している人が話していましたが、我が家には電子手帳4台くらいあるので購入しませんでした。帰ってからネットで検索したら1万円台から4万円台までいろいろな種類が出ていたので別にそこで購入する必要はないのかなと言うのが感想です。学校が始まって様子を見てから購入でも間に合いそうですね。
今回購入したもの以外に、学校では購入しなかった革靴、ベルト(大きめズボンなのでベルトがないとずり落ちる)、電子手帳、リュックが必要なのでそれを用意しようと思っています。