布おむつのコツを掴めば紙おむつより楽!

赤ちゃんにかかる費用

布おむつは母親学級で習ったけれど、なんだか大変そう。
やって見たいとは思っていたけれど、育児に追われてなかなか試してみるチャンスがない。って声を聞きます。

でも、実が布おむつは紙おむつよりずーーっと楽なんです。
うちは上の子が2ヶ月くらいの時から布おむつと紙おむつの併用を始めて、次男の時は退院してからずっと布オムツで過ごしました。

もともとは私の子育てのモットーとして五感を赤ちゃんのうちにしっかりつけよう!というのがありました。そのために紙おむつでは得られない布の気持ちいい感触と、汚れた時の不快さをきちんと感じて欲しいと思っていました

そのために多少手間がかかったとしても紙おむつより布おむつにしよう、と思ったのでした。

そしてそれはうまく行き、次男に至っては旅行するときなど紙おむつにしようとしたのですが、ガサガサして気持ち悪いと言ってまったく紙おむつをつけてくれませんでした。きちんと体で本物の布の感触を身につけてくれた証拠ですね。

ところが大変になるであろうと覚悟していた布おむつ、実際やってみると断然紙おむつより楽なんです!これには驚きました。

そうなんです。布おむつは紙おむつより簡単!コツさえつかめばまったく大変なことはないんです。

そんな布おむつについてご紹介して行きたいと思います!

布おむつが紙おむつよりおすすめの理由!

布おむつおすすめ理由その1

紙おむつをその都度買わなくていい。

最初長男のときに紙おむつで始めました。まず大変だったのがオムツを買いに行くことでした。最初新生児のものを買っていてもあっという間に入らなくなりSサイズが必要になったりと、その年齢にあった紙おむつが必要になるので買い貯めができませんでした。

しかも普段車に乗らないので自転車で子供を連れて買いに行くのは荷物が多く大変。買い物はオムツだけではないですし。

布おむつおすすめ理由その2

使用済みオムツを次のゴミの日まで置いておかないといけない。またゴミ収集場所に自分の家のゴミが沢山捨てる必要がある。

一番困ったのがゴミの置き場。オムツ専用のゴミ箱を買いましたが、その場所も必要で、さらにたまると縛ってゴミ置場に置いておかなければいけず、それ以外のゴミもあるのでその置場に困りました。しかも部屋の中は使用済みオムツだけでなく未使用のオムツも置いておかなければならずそれが結構場所を取る。

布おむつはほとんど場所を取らないのそれ専用の場所が入らず楽。

布おむつおすすめ理由その3

布おむつは紙ではなく肌触りよく赤ちゃんにやさしい。一番発達していく中で大切五感がきちんと育って行く。

布おむつおすすめ理由その4(おまけ)

布おむつを使っていると「えらいわねー!」と言われる

ちなみに楽な布おむつはすこしお金がかかります。費用計算をしたところトータルでいくらか布おむつの方が安かったですが、紙おむつと併用すればするほど布おむつの方が費用がかさむことになります。
それを踏まえてその次から布おむつのコツをお教えしようと思います。

本当に布おむつは楽?洗濯が大変ではない?

簡単に言ってしまえば、ベチョベチョウンチは洗うのが面倒、逆におしっこだけなら洗濯機に入れてポチッとすればあとは洗ってくれます。

ここをしっかり掴んでいれば大変ではないのです。

どういうことかというと、生後3ヶ月くらいまではベチョベチョウンチ頻繁に出ますのでこの時期は紙おむつにします。そして離乳食が始まってきた3ヶ月目くらいからウンチが固形になってきて、タイミングも回数が減ってきます。その時から布おむつデビューがおすすめです!

そうはいってもウンチもします。でも固形になってくれば、さらさらシートを一緒にひけばウンチも勢いよくシャワーを当てればさっと取れてしまいます。
ウンチをしたらすぐに変える(というより、子供はかなり気持ち悪いので大泣きする、変えて欲しいアピールをするので変えざるを得ないです。)そうすればそんなにべっちょりうんちがへばりつかないので取るのも簡単なんです。

布おむつはどれを選んでもいい?

もしかしたら保健所などで布おむつを教えてもらったときにはさらしを使った布での布おむつだったのではないでしょうか?これだと洗うのが大変です。

成形されている布のオムツとオムツカバーとでセットで購入したものがとりあえず楽にできるコツになります。

ではどんなオムツを買えばいいのでしょうか?

準備するのは、

    1. オムツをつつむオムツカバー(イメージ的にはパンツになります。)

    1. オムツのパッド(生理用品見ないなものでおしっこを吸収するもの)

    1. さらさらシート(オムツのパッドの上に敷くとウンチを簡単に洗い流せる)

こちらの3つになります。

ではどこのものを使用すればいいか見て行きます。

オムツカバー

オムツカバーはニシキニシキ株式会社のうちベルト付きのものニシキニシキ株式会社のうちベルト付きがおすすめです。うちベルトがないタイプも使いましたが、ずれる、漏れる。うちベルトが浮いているとぴっちり止められるのでずれないです。

また、他のメーカーの内ベルト式を使いましたが記事から染み出したり、また生地が厚すぎて通気性が悪くむれたりしました。断然、ニシキのうちベルトタイプのオムツカバーがおすすめです。

私の時は無地しかなかったのですが、今見ると可愛い絵柄のものがあって良いですね。

買うときに困るのがサイズ。
まずは50から買おうと思ってしまうかもしれませんが、50はほとんど使いません。
次男の時は一番最初から布おむつにしましたがそれでも50、60はほとんど使いませんでした。

ちょっと大きいかなって感じはしますが、70サイズでいいと思います。最初はサイズ70を2つに801つがいいと思います。というのも一番使ったのがサイズ80。702枚ですと雨の時に乾かなかったりすると困るのでもう一枚欲しいもの。でも予備用であればつぎのサイズの80で十分だと思います。

形成オムツ

形成オムツはエンゼルのラッキーオムツエンゼルのラッキーオムツ40枚揃えました。オムツカバーは毎日の洋服洗濯とネットに入れて一緒に洗えますが、形成オムツはおしっこ含んでいるので他の洗濯物と一緒に洗うと他の服もおしっこ臭くなります!ですのオムツだけで洗っていました。

でも毎日洗うと洗濯水の量と手間がかかってしまうので2日に1回にして、普通の洋服洗濯の日、オムツを洗う日で1日交代にしていました。そうすると洗濯の負担も水の量も極端に増えることはないです!

サイズはLがいいです。重ねようにmも買いましたが、ほとんど使わなかったですし、夜は量が多くなるので重ねるのですが、Lを2枚重ねるので十分でした。

さらさらシート(オムツライナー)

エンゼルのおむつライナー
これはかなりたすかりました。布おむつを楽にするポイントと言っても過言ではないと思います。紙のシートもありますが、断然布がおすすめです。
とは言ってもお出かけの時にウンチをされると困ります。ですのでお出かけ時は紙のサラサラシートでもいいですね。

エンジェルのオムツライナーが非常に便利でした。カバーはあまりうちの子には合わなかったのですが、中のオムツは非常に良かったです。

布おむつのススメ全部購入すると高いどうすればいい?

最初からオムツが取れるまでの紙おむつのコスト代を考えると布おむつ代の方が安いです。ただ一度に購入するのが10万円ほどしたので、一度の出費が大きい。

その試算が全部布おむつの場合を考えた時なので、例えば最初の3ヶ月は紙おむつでそのあとはお出かけ時や夜など併用でやっていこうとすると、紙おむつ代もかかってきます。

一番いいのは最初から最後まで布おむつに統一するのが一番安く上がるのです。

しかし冒頭でもお知らせしましたが、最初の子供の場合は、最初の2、3ヶ月は紙おむつをおすすめします。というのも布おむつを初めて挫折した人の話を聞くと、産まれる前から布おむつを準備して、生まれてすぐから始めた人が多いからです。

まず生後すぐは母体の体自体も安定していなく情緒不安定、そして、慣れない赤ちゃんのお世話でストレスも溜まっています。そんな時に布おむつにべちょべちょウンチを1日に何度もされその度にお風呂場で洗うというのははっきり言ってしんどいです。ですが3ヶ月すぎると急に心の余裕が出てきたりします。そんな時から始めた人が長続きするようです。

私は出産した後に布おむつにしようかなと思ったので、ちょうどタイミング的にも良かったようです。
オムツはその時々で値段が変わるので、安くて子供にあったものを購入するのがいいですね。

そしてもう一つ、1人目の時はコスト的メリットはあまりなかったのですが、2人目の時はほとんどオムツにお金がかかりませんでした。2人目はシートが一部ボロボロになってしまったものと、おむつカバーはマジックテープが弱くなってきてしまったのでそれは買い換えました。
それでも圧倒的に二人目以降はコストパフォーマンスが良かったです。

布おむつの使い方は?

全く簡単、カバーを引いて、パッドを引いてさらさらシートを乗せたら子供を乗せてクルッとマジックで止めて終わりです。

下記手順は内ベルトではないタイプです
    1. カバーを敷く

    1. おむつの布本体を置く

    1. さらさらシートを上に乗せる。余った端はクルッと包む感じで中に入れる。

    1. 子供を乗せたらまずは手前を上に持ち上げてマジックテープを止める

  1. もう一方も留めたら完成です。


今回は内ベルトではないタイプです。うちベルトの場合は最初にうちベルトを止めて、上のカバーをそっとかけるようにとめます。

布おむつのコツとおすすめ!終わりに

結果として布おむつで良かったです。

なにより子供にとって成長する過程で紙おむつではなく布おむつで育ったということ自体に価値があると思っています。

気持ち悪いと大きくないて感情を表現、気持ちいい布のオムツに変えたら心地よくなりすやすや寝る。何より紙おむつを履いた時にガサガサして気持ち悪い!と表現できるようになった1歳はすごいと思いました。

布おむつは楽になると話しましたが交換の頻度は確実に紙おむつより増えます。それを手間と考えるか、コミュニケート考えるか。
児童館やママの為の講演会などに参加した時も、他のお母さんはオムツ替えをしない中私はこまめにオムツを交換していました。紙おむつのお子さんでは日中交換が2回だけという人もいて、水で膨らんだオムツをした子供がそのまま何もなくことなく遊んでいる姿を見ました。

交換の時間は」子供とわたしの2人だけの時間。泣いている我が子に「あー気持ち悪いね、今すぐ綺麗になるからね!」と声をかけ、交換が終わったら、「スッキリ気持ちよくなったね!」と声をかけることによって、あ、これが気持ちいいということなんだという感情が根付いて行きます。

布おむつのおかげかはわかりませんが、小学生になった子供たちは相手を思う優しい子供に育っています。

今回仕舞ってあった布おむつを使って見たいという人が見つかり譲ることになりました。

またそこで布おむつで素敵な子育てをしてほしいと願いながらお渡ししようと思いました。

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