J-comと東京ガスとAUをみてみましたが、改めて電気会社を選ぶ基準を考えてみました。
【電力を選ぶ基準は費用が安い会社?それとも環境にやさしい会社?】
J-comと東京ガスとAUの3つの会社を調べてきましたが、それぞれの違いは「料金」と「発電方法」という大きく分けてこの2つになることがわかりました。
もちろん、それ以外にも小さな特典がそれぞれありますが、それはそんなにたいした問題ではないと思いました。
電力会社を選ぶ基準の大きな3つの柱
1,料金
2,発電方法
3,加入条件と、契約時の制約
一方どの電力会社を選んでも条件が同じもの
1,切り替えにあたり工事がない
2,スマートメーターを取り付ける
3,自分が契約した電力会社がもし、なんらかの理由でエネルギーを供給できなくなっても、または供給電力量が足りなくなったとしても、他のエネルギー会社からお互いに供給し合うので電気が止まってしまうことはない。
整理していると電力自由化で電力会社を選ぶ基準は、至ってシンプルなことがわかりました。
ということで、ネットで色々電力自由化を調べてみました。
いちいち全部の会社を調べるのも大変なのでパッとわかるサイトはないかなと探してみました。電力会社のシュミレーションは自社に切り替えた時に料金がどうなるかというものですが、いろいろな会社の中から料金が安い順にシミレーションしてくれるサイトが見つかりました。
これは便利です。
「価格.com(カカクコム)」で出しているサイトです。
郵便番号を入れて、契約種別、契約容量、世帯人数、家にいる時間帯、月間使用量をいれると、料金が安い順にリストが出ます。
ただし、今回調べた、J-comやAUが出てこないので、まだデーターがきちんと揃っていないようですね。(※2015年1月現在で16社90プラン)
ちなみに私の住んでいる区域では、エネオスが一番安いと出ていました。
1月に料金発表があった会社が多いので、反映されるのももうすぐでしょう。
【 電力自由化価格の比較サイト 】
今のところでている価格シュミレーションサイトです。今後ますます増えていくでしょう。
すると、東京ガスだけでなく、他のサイトでも沢山シュミレーションプログラムを作っていることが分かりました。
■エネチェンジの料金シュミレーションサイト
https://enechange.jp
■東京ガス料金シュミレーション
http://home.tokyo-gas.co.jp/power/simulation/index.html
■株式会社新電力料金シュミレーション
https://www.pps-net.co.jp/try/
■ ONEエネルギー料金シュミレーション
閉鎖
■ ソフトバンク料金シュミレーション
http://www.softbank.jp/mobile/special/ouchiwari/?adid=ouwr_160115_otds_h_r_o_o_1_018&re_adpcnt=80o_2XK
■タイナビswitch
https://www.tainavi-switch.com
■エネジョイス料金シュミレーション
https://enejoys.jp/denryoku/denki-hikaku/
【 電気自由化に向けて代理店は、価格で選んでいいの? 】
J-comと東京ガスとAUと3社調べてみて、3社ともそれぞれ契約しているエネルギー会社の発電方法が違うということに気が付きました。
J-comはサミットエナジーという風力や水力発電をする会社と提携、東京ガスは自社で持っている火力発電、AUは東京電力からの電力購入でした。
少し前まで使用している電気は原子力発電に頼っていました。そしてその発電方法は東京電力(各地電力)が選択する発電方法しか契約することが出来なかったのです。
確かに安い料金を選ぶということは大切ですが、それよりもっと大事なのは、どのような方法でエネルギーを作っているかということではないでしょうか?
今回の電力自由化のメリットは、もちろん電気代を安くするということがありますが、それプラス、消費者がエネルギーをどの方法で作るかということが選択できるのです。
子持ちの主婦として電力自由化でせっかく電力会社を選べるのであれば、地球に一番やさしい電力発電の中で、一番安い会社と契約したいと思いました。
エネルギーを使う以上、全く何も環境に影響を与えないものはないと思いますが、少なくとも、環境に優しいエネルギー開発はあるはずです。
みんなの基準が、環境にやさしいというところにターゲットが当たった時、企業側も消費者のニーズを汲み取るべく消費者の求める方法でエネルギーを作って行くといういい循環が生まれるのではないでしょうか。
【安くて自分の地域で加入できる電力会社は? 〜まとめ】
電力自由化を調べてみるとどのサイトも価格からの切り口で調べてみていました。
でも私は、選ぶ第1の基準は価格ではなく
1. まずは環境にエネルギーの発電方法で、
2. 価格の安い所
3. そしてそのエネルギー会社に加入できる条件かどうか
という順番で電力会社を決めていこうと思います。
次回は電力を発電するにあたりどの方法が日本にとって環境に優しいエネルギー開発方法なのか?を調べていくことにします。