再生可能エネルギー1J-comで電力自由化で料金は安くなる?

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589e77d4ea0367ef7486169d62e873c7_s2016年2月頃から電力の自由化が開始されるというニュースを耳にしましたが、さっぱり何がどうなるかわかりません。

でも、料金が安くなるという話がちらほら聞こえてきますので、節約主婦としては見逃す手はありません!

そこ

で、電力自由化に参入する各社を徹底比較してみることにしました。

といってもいろいろな会社のサイトを見てもどうせわからないだろうという事で、直接お店に行って色々聞いてみることにしました。
まず第1回は、家の近くにJ-COMさんがあり再生可能エネルギーを利用等のことで、そこに行って話を聞いてきました。

 

【 ジェイコムのショップで電力自由化の話を聞いた 】

いつも自転車で前を通るジェイコムショップ(営業所?)ですが、中に入ったのは実は初めてです。中に入ると人が誰もいなくて、よく見ると入り口近くに電話があって内線で呼び出すようになっていました。早速内線をして用件を伝えると、1分くらいで裏から人が出てきてくれました。

『ジェイコムの電気サービスに加入する条件は? 』

電力自由化についてお話しを聞きたい旨を伝えると、最初に聞かれたのが、「オール電化ではないですか?」ということです。

「違いますがどうしてですか?」と尋ねると、「加入できない場合があるのですが、違うのであれば大丈夫です。」と言われました。

誰もがどこにでも加入できると思っていたので、ちょっとビックリです。オール電化以外に加入の条件があるかどうか聞いて見たところジェイコムに入っているお客様だけが対象になります。とのことでした。

また、東京電力のご契約種別が、重量電灯Bまたは重量電灯Cであれば大丈夫です。とのことでした。(検針の時に貰う紙に記載されていますので、取っておきましょう。)

ジェイコムの電力に加入するための条件をまとめると、

1,東京電力の重量電灯BまたはCであること

2,かつオール電化でないこと(重量電灯BまたはCであっても、追加のサービスに加入の場合はダメ)

3,ジェイコムのエリアで、かつジェイコムに入っている、または加入する方(電気だけ単体で入ることはできないそうです。)

 

『そもそも電力自由化って何? 』

条件がクリアーできたところで、電力自由化全くわからないんですがどういうことですか?と質問してみました。

とてもとても親切な方で、丁寧にわかりやすく教えてくれました。

要約すると、今まで使っていた電気を供給する電線は従来のものを使用します。

違うのは、今までは東京電力(各地電力)が作った電気を東京電力(各地電力)から供給を受けていたものが、違うエネルギー会社(ジェイコムの場合はサミットエナジー)が作った電力を代理店(ジェイコム)が販売する、という事だそうです。

今いろいろ表に出ている名前(ジェイコム、ソフトバンク、など)は、あくまでエネルギー会社と、顧客をむすぶ代理店の位置付けだそうです。

なるほど、やっと少しわかってきたのですが、ここで疑問になったのが、契約するエネルギー会社が電気供給が安定していないと、電気の供給量が足りなくなったり、その施設がトラブルになった場合、電力供給が止まってしまうのではないか?という事です。

でもこれは全然心配しなくてよかったです。なぜかというと、厳密に言うとそのエネルギー会社が作成したエネルギー(ジェイコムさんならサミットエナジー)が作った電力を契約者が使うのではなく、参入しているエネルギー会社が作る電力を一つにまとめてそれぞれの家庭に配給していくので、実際はどこで作られた電力かはわからないのです。

もう少し具体的に話をすると、ジェイコムで契約している人たちが使った電力分を、サミットエナジーがその電力分を供給するということらしいです。

では、もしジェイコムで契約している人たちがサミットエナジーで作成する電力分を使用したらどうなってしまうかというと、それも問題なく、別のエネルギー会社の電力を融通してもらえるということです。

電力自由化って何?をまとめると、

1,今まで東京電力(各地電力)がそれぞれの地域で一社提供だったものが、複数のエネルギー会社が代理店(ジェイコムやソフトバンクなど)を通して、各家庭と契約ができるようになった。

2,どの代理店を使用したとしても、今までと同じ電線を使って電力を安定して供給してもらうことができる。

 

『東京電力(各地電力)から他の代理店に切り替えると料金は? 』

今までとなんら変わらないのであれば今のままでもいいですよね。でも、一番大事な料金、どう変化するのか一番知りたいところです。

早速料金について聞いて見ました。

するとジェイコムさんでは、東京電力と全く同じ基本料になります。

変わるのが、電力を使用する量によって入っている第1段料金〜第3段階に対してそれぞれ割引されるとのこと。

ちなみにこの第1段〜第3までそれぞれ毎月いくら払っているかというのは電力会社の検針の時の紙に記載されています。

第1段料金に対して0.5パーセント割引、第2段料金に対して1パーセント、第3段料金に対して10パーセントの割引になるそうです。

という事は、確実に東京電力(各地電力)よりも安くなる事はあっても、高くなる事はないという事で確実にお得だということがわかりました。

だいたい1万2000円前後の家であれば、(我が家の使用状況を参照に算出なので各家庭で変わってきます。)

基本料金:800円(約)

第1段料金: 今2000円(約) → 0.5パーセント引き(10円安い)

第2段料金:今4000円(約) →1パーセント引き(40円安い)

第3段料金:無し

ということで、一ヶ月につき50円安くなるので一年に600円安くなることになります。

他の代理店はどこでも同じ料金設定ですか?と一応質問したところ、各社によっていろいろな価格設定になるとのこと。(電力自由化なんですから当たり前ですよね、、。)

 

『電力自由化のメリットは料金だけ? 』

ジェイコムの担当者さんにずばり、ジェイコムさんに切り替える料金以外のメリットを聞きました。

すると、サミットエナジーさんは電力発電するのに原子力発電を使っていず、風力発電や、火力発電を使用しているとのことでした。(地熱発電は使用していないそうです)

また、使用した電気料金で森林保護のためにフォレストック協会へ一部充当するということです。

地震によって多大な環境汚染をしてしまった電子力を使わない!というのは大きなポイント!ですね。さらに料金が安くなるなら、そっちの方が断然お得でエコ。切り替えメリットありますね。

 

『切り替えの工事はある? 選んだ代理店によって変わる? 』

答えは、工事は「ありません」。

ただし、スマートメーターというものを取り付けるそうです。

このスマートメーターは今まで人が来て検針していたものが、この機械から自動で使用量を「東京電力(各地電力)」に飛ばしてくれるものになります。

え?契約した代理店またはエネルギー会社じゃないのと思いますが、このスマートメーターの取り付け等は東京電力さんの子会社になるそうです。

手順として、申し込みをしてからその代理店(ジェイコムなど)が、東京電力の子会社へスマートメーターの取り付け依頼を出すので、その依頼を受けて、取り付けに来てくれるという流れです。

さてこのスマートメーターですが、新しく他の代理店に依頼したところだけ取り付けに来るのかというとそうではなく、そのうち切り替えないお家にも順次スマートメーターを取り付けていくようになるそうです。

 

『いつからスタートする? 申し込みしてからどのくらいで反映? 』

この自由化スタートするのは2016年4月1日からです。ただ申し込みは各社によって開始が変わってくるので、ジェイコムさんは1月14日からでしたが、他社はそれぞれ違うようです。

またジェイコムさんの場合、申し込みをしてから10日前後後からスタートできるそうです。

スマートメーターの取り付けによってスタートが遅れるのでは?と確認したところ、スマートメーターが取り付いていなくても、開始できるとのことでした。

 

『電力切り替えデメリットは? 』

なんだ、いいこと尽くしだったら切り替えたほうがいいじゃない!と思い、嬉しくなってうちに帰ってきたのですが、そういえば切り替えしたらいつでも他社に切り替えできるの?と心配になりジェイコムの電気の切り替えサポートセンターへ電話してみました。

混んでいて2回ほどつながりませんでしたが、3回目にてつながりました。

「それは、今のジェイコムの契約期間によります。」とのこと。

我が家は何年か忘れてしまったのですが、「マンションの場合は1年から、戸建ての場合は2年か3年です。また、電力を追加するとリセットになるので、そこから1年、2年、3年とそれぞれの契約になります。」とのこと。

そのタイミングでもし3年契約だった場合2年に切り替えたりできますか?と聞くと、

「契約年数のタイミングでないと切り替えられないです。」とのこと

簡単にきりかえできないのであれば、もっと慎重に検討してから契約しないともっとお得なプランが他社に出た時に切り替えられず泣くことになってしまいますね。

ということで、ジェイコム以外も調べてみました。

次は東京ガスに行ってきました。そのレポートは次回に。

 

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