最近ほんとうに在宅での仕事案件が増えてきたと実感します。私自身は在宅ワークで、子育てをしながら子どもが学校に行っている間に仕事をするというスタイルを7年前から行っています。
最近また変化が出てきたので、在宅(テレワーク)の歴史がわかって面白いと思ったのでまとめてみました。
私の見てきた在宅(テレワーク)の歴史
実はわたしが25年前くらいに努めていた会社では、女性社員が出産をしたあと、子育てをしながら自宅で仕事をする環境をつくって、仕事をしている人がいました。当時は家で仕事をするためには専用線を自宅に引いて(月額30万くらいでした)家を1支店のイメージにして業務(プログラミング)を行っていました。すごい経費がかかりますよね。
それから、随分たち、15年くらい前には各家にインターネット回線が普及してきたことにより、専用線など引かなくても仕事ができるようになりました。その時の在宅業務の求人は、プログラミングができる人に対しての仕事が多く、なかなかSE以外の人が参入することは難しかったです。
さらに在宅での認知度が上がるに従って、企業側も在宅での業務委託を考える人が増えてきました。それに伴い、プログラミングや、サイトの制作やデザイン以外にも業務の幅が広がってきました。ちょうどそれが7年前くらいで、そのときに子どもが小学校に入学したので、在宅での業務を開始しました。一般企業での営業サポートでしたが、私はもともとSEなので、自分で仕事の環境を整え、業務をすべてIT化して、自分で仕事をやりやすいようにすることができたのだと思います。
一般企業での在宅ワークはとても楽しく、起業を考えている人や、自由な生き方を求めて仕事をしているスタイルはとても勉強になりました。最初の会社は今はもうやめてしまいましたが、その時に一緒に仕事をしていた人たちと今は仕事をやっています。
余談が長くなってしまいましたが、そんな経験を通して、在宅で仕事をしたいけど、なかなか勇気が出ない人たちに参考になればと思い、一番最初の在宅業務(テレワーク)の始め方をご紹介していきたいと思います。
在宅(テレワーク業務)を行なうにはまずは勉強が必要?
一番難しいのが最初にテレワークを始めるときです。どうやったら在宅で業務をスタートするか悩んだときに見るのが、有料のスクールや、有料のノウハウ教材だったりする人が見受けられます。ですが、それは正直遠回りになると思います。
ここ1年で在宅業務のしごとが本当に増えました。そして、その業務内容を見てみると、意外と初心者OKのものが増えてきているのです。実際私も在宅メンバーを取るときに重視するのが、「経験が多い人」より、「素直に言われたことを吸収して業務を行えるかどうか」を見ます。というのも、業務自体はマニュアルを作ってしまうので、それをみながらやれば、基本的パソコンを使うことができれば誰でもできるからです。でもこの誰でもというのは、自分流のやり方を通したり、連絡をおこたったり、明らかにやる気がないという人は当てはまりません。
今一緒に業務を行っているメンバーはみんな、快く仕事ができるような気遣いができる人たちで構成されているため、本当に業務効率がいいです。
もちろん、経験者募集も多いですが、初心者でもやる気がある人であれば、在宅で採用してくれる会社が明らかに増えてきてると言えます。
とはいえ、全く何もできなくてはやはり在宅では仕事ができません。必要最低限の条件は準備しましょう。
在宅(テレワーク)で仕事をするときに必要な準備
1,まず必ず必要なのが、ネットワーク環境とパソコンです。ほとんどの企業は、wordやexcelができることを条件としていますので、wordやexcel(できればpowerpoint)が入っているパソコンを準備しましょう。パソコンは、値段を抑えて準備するコツもあるので、それは別のところでご紹介しようと思います。
2,次に必要なのが、wordとexcelの基本的操作は使えるようにします。
これは、パソコンスクールに行かなくても、自力でできる範囲で十分です。一番わかり易いのが、本を見ながら一通りそれ通りにやってみることです。
色々なテキストがありますが、やはり富士通から出ているMicrosoft Word 2016 & Excel 2016 & PowerPoint 2016 改訂版 (よくわかる) 大型本これがいちばんよくできていると思います。この富士通のシリーズではword、excelと別々のタイプのものもありますので、そちらでもいいと思います。
3,テレワーク業務に慣れておきましょう。最初から時給タイプの仕事にすると色々と思わぬところでわからないことが出てきたり、やり取りがなれていないために、印象が悪くなることがあります。ある程度家でのネット環境で仕事をすることに慣れておくことが必要です。
では、具体的にどうやったらネット環境での業務になれることができるでしょうか?
在宅(テレワーク)で簡単な業務を行ってみる方法
公募されているテレワーク業務に応募することは勇気がいります。多少なれてから募集するほうが圧倒的にうまくいきますし、気分的にもストレスが軽減されると思います。
では、在宅業務になれるにはどうしたらいいでしょうか?誰でも簡単にできるクラウド上での業務があります。一番やりやすいのが、ランサーズと呼ばれるクラウド上での仕事募集サイトです。この中に、「仕事スタイルで「タスク」という種類の仕事があります。単発で終わる簡単な作業の仕事が多数ありますので、業務の練習にはもってこいだと思います。
在宅業務を有利にすすめるために追加で準備しておいたほうがいいこと
最近の求人傾向を見ていると、SNSができることという条件をよく目にします。むしろそれだけできればOKという求人もあります。もし日常的にやっているのであれば、その求人を探すのも手だと思います。また、SNSをあまりやっていない人は、Twitter、インスタグラムはやって慣れると、求人の幅が広がると思います。
何事もやりたいと思ったら前進することが大切です。やって失敗するかもしれませんが、またそこから学び、つなげていくことで成長していくと思います。私もここまで来るのにかなりの失敗を繰り返しながら成長してきました。ぜひ在宅(テレワーク)や副業にチャレンジしてみてください。