Ms365からGoogleWorkspaceへの切り替えーフリーランスインフラ業務の技
インフラで請け負った仕事で、Ms365からGoogleWorkspaceへの切り替えを請け負ったのですが、なかなか苦戦したのでその手順を載せておこうと思います。
案外まとまって情報がなく、(細切れでそれぞれは載っていますが。。)誰か手順載せてくれていないかなと何度思ったことか。。
現行の状況確認
GoogleWorkspaceはよく使用するのですが、Ms365を仕事でしっかり使ったことがなく、まずどういう使い方をしているのかを調べる必要がありました。
利用している機能、使用している人には当たり前かもしれませんが、Onedrive(個人データ)とShearpoint(共有データ)が名称が分かれていることを初めて知りました。Google側はGoogleドライブとして一つです。
- メール
- カレンダー
- Teams会議
- Onedrive(個人データ)
- Sharepoint(共有ドライブ)
実際の移行方法
前提条件として、企業で利生している同じドメインでの切り替えになります。
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メール
最初はMS側OutlookメールをそのままGoogle側へ転送設定をして、データをGoogle側へコピーしました。(Google側のデータコピー機能を利用できます)
部署ごとの切り替えだったので、最初はDNSはMS側で残しておき転送でGoogle側でメールを送受信し、全社切り替えが終わったら最後にGoogle側へDNSを変更しました -
カレンダー
MSカレンダーから、Googleカレンダーへデーターを一括コピーできます。
Google側で一括移行できます。 -
Teams会議
切り替えしなくてもログインできれば利用できます。
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Teamsチャット
Teamsチャットから、Googleチャットへデーターを一括コピーできます。
これも2024年10月Google側で一括移行できるように、新しく機能追加されました。 -
Onedrive(個人データ)
OneDriveから、GoogleDriveへデーターを一括コピーできます。
これも2024年10月Google側で一括移行できるように、新しく機能追加されました。
ただし、OneDriveのデーターはGoogleDriveへそのままの状態でコピーされるのでGoogleDrive側に何かデーターが元々あると、混ざってしまうので、フォルダーを分けるなどの工夫が必要です。 -
Sharepoint(共有ドライブ)
これはかなり苦労しました。そのままコピーをすると日付がコピーされた日時に置き換わります。そのままの日付でコピーをするには、まず、SharepointをOneDriveのアプリ機能を使いパソコンへデーターを落として、それをGoogleDriveアプリを使いコピーアンドペーストする必要がありました。
自分でサーバーを構築する方法もありますが、コストも手間もかかるのでフリーランス向けではないです。
自分で外付けディスクを買い、そこに一旦落としてからアップするという方法を取りましたが、時間がある時にその手順も載せようと思います。
Ms365からGoogleWorkspaceへの切り替えまとめ
通常のシステム移行と同じく、テストはしっかりやってから移行した方がいいと思います。
あまりにもデーター量が多い場合には自分で切り替えするにはデーターのコピーにかなりの時間を要します。
Google側で用意している一括以降ツールも設定をしてから移行が完了するまでに時間がかかりますし、かつエラーで何度もやり直ししたアカウントもありました。
1日で切り替えはできませんので、事前にある程度のデーターをコピーしておき差分を最後移行するというやり方が必要となります。