Ms365からGoogleWorkspaceへの切り替えーフリーランスインフラ業務の技

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Ms365からGoogleWorkspaceへの切り替えーフリーランスインフラ業務の技

インフラで請け負った仕事で、Ms365からGoogleWorkspaceへの切り替えを請け負ったのですが、なかなか苦戦したのでその手順を載せておこうと思います。
案外まとまって情報がなく、(細切れでそれぞれは載っていますが。。)誰か手順載せてくれていないかなと何度思ったことか。。

現行の状況確認

GoogleWorkspaceはよく使用するのですが、Ms365を仕事でしっかり使ったことがなく、まずどういう使い方をしているのかを調べる必要がありました。

利用している機能、使用している人には当たり前かもしれませんが、Onedrive(個人データ)とShearpoint(共有データ)が名称が分かれていることを初めて知りました。Google側はGoogleドライブとして一つです。

  1. メール
  2. カレンダー
  3. Teams会議
  4. Onedrive(個人データ)
  5. Sharepoint(共有ドライブ)

実際の移行方法

前提条件として、企業で利生している同じドメインでの切り替えになります。

  1. メール

    最初はMS側OutlookメールをそのままGoogle側へ転送設定をして、データをGoogle側へコピーしました。(Google側のデータコピー機能を利用できます)
    部署ごとの切り替えだったので、最初はDNSはMS側で残しておき転送でGoogle側でメールを送受信し、全社切り替えが終わったら最後にGoogle側へDNSを変更しました

  2. カレンダー

    MSカレンダーから、Googleカレンダーへデーターを一括コピーできます。
    Google側で一括移行できます。

  3. Teams会議

    切り替えしなくてもログインできれば利用できます。

  4. Teamsチャット

    Teamsチャットから、Googleチャットへデーターを一括コピーできます。
    これも2024年10月Google側で一括移行できるように、新しく機能追加されました。

  5. Onedrive(個人データ)

    OneDriveから、GoogleDriveへデーターを一括コピーできます。
    これも2024年10月Google側で一括移行できるように、新しく機能追加されました。
    ただし、OneDriveのデーターはGoogleDriveへそのままの状態でコピーされるのでGoogleDrive側に何かデーターが元々あると、混ざってしまうので、フォルダーを分けるなどの工夫が必要です。

  6. Sharepoint(共有ドライブ)

    これはかなり苦労しました。そのままコピーをすると日付がコピーされた日時に置き換わります。そのままの日付でコピーをするには、まず、SharepointをOneDriveのアプリ機能を使いパソコンへデーターを落として、それをGoogleDriveアプリを使いコピーアンドペーストする必要がありました。
    自分でサーバーを構築する方法もありますが、コストも手間もかかるのでフリーランス向けではないです。
    自分で外付けディスクを買い、そこに一旦落としてからアップするという方法を取りましたが、時間がある時にその手順も載せようと思います。

Ms365からGoogleWorkspaceへの切り替えまとめ

通常のシステム移行と同じく、テストはしっかりやってから移行した方がいいと思います。
あまりにもデーター量が多い場合には自分で切り替えするにはデーターのコピーにかなりの時間を要します。
Google側で用意している一括以降ツールも設定をしてから移行が完了するまでに時間がかかりますし、かつエラーで何度もやり直ししたアカウントもありました。

1日で切り替えはできませんので、事前にある程度のデーターをコピーしておき差分を最後移行するというやり方が必要となります。

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