わが家の13年使用していた給湯器、ノーリツの[GT-2427SARX]が壊れました。
そこで、故障かどうかを確認して、さらに交換するまでの一連の出来事をレポートにまとめました。
今まで普通の給湯器だったものをエコ上手という種類のものに切り替えたので、そちらまとめてみました。
『使用していたノーリツの給湯器が壊れた』
先週末、お風呂のお湯が調子悪く、46度設定でもぬるいお湯が出ているので、さらに温度をあげようとしたらいきなり60度になって熱湯が出てきました。
「熱湯が出ます、ご注意下さい」と機械音が流れたので、びっくりしてすぐに温度を下げました。
その後何度やってもぬるいお湯か熱いお湯しか出てこず困りました。
パネルを見ると
「161」と出ていたので、サイトでエラーコードを調べてみた。
すると、
「バイパス水量サーボ異常〜サービスご依頼下さい。設定より高い温度が出る恐れがありますので、火傷等にご注意下さい。」
と出ている。
サービスご依頼下さい、とあったので、ノーリツのサポートに故障連絡をする。
ここで、型式が何か機器を見る。「FT-2427SARX」と表示されている。
すると、「部品交換になると思いますので、確認に伺います。その時は出張費がかかります。」
とのこと。
電話をしたその日はいっぱいだったので、次の日の夕方にきてもらう。
ちなみに我々が住んでいる地区は日曜日も人数は減るが見に来てくれるらしい。
「火傷にご注意下さい。」と言われ電話を切った
『ノーリツのエンジニアの方がチェックに来てくれた』
お伺いする朝に連絡をくれると言われたが、連絡がなく、結局来る10分くらい前に電話が来た。
時間は予定していた時間に来てくれた。
さて、まずチェックしてもらったのは浴槽に行ってチェック。それから外にある給湯器を見てくれる。
結構すぐに故障がわかった。部品を変えれば治るという。
ところが、「もうすでに13年経過していますので、今回一部部品を交換しても別の部分がすぐに壊れる可能性があるので、機器ごと交換した方がいい。」
と言われました。
さて、よく聞くセリフですが、それが本当かどうかはその場では判断がつかないですよね。
どうしようかと迷っていると、
「基盤が壊れたら完全にお湯が出なくなるので、お湯が出ている今回交換するのが絶対にいいです。」
といわれる。
ということで、とりあえず見積もりを出してもらうことにした。
- 部品交換をした時の値段 2万3000円
- 全部取り替えた場合の値段 30万円
だった。その間に色々調べると、他のところでは20万以下で出来るらしい。
なので、丁寧にお断りをして、出張費(2200)+点検費(2000)の4200円を支払って今回は終わりにした。
『どこのサービス会社がいいの? 』
さて、どこの代理店に頼もうか調べてみました。
いろいろ調べているうちに抑えるべきポイントがわかってきました。
- 取り付け工事をしてくれる所、ただ機器を売る所
安い! と思うところはだいたいこの機器のみを販売しているところでした。
根性のある人はどうぞということなのでしょうか。 - 代理店が家の近くにあるかどうか。
修理を依頼するときに近くないとすぐに来てもらえない。 - 保証が付いているかどうか
保証が付いている場合は何年の保証がついているかを確認 - ある程度大きい所
せっかく7年保証としてくれていてもその会社がなくなってしまっては元も子もありません。
そんなことで、いろいろ調べた結果、我が家にあった代理店は、こちらでした。
なぜここにしたかというと、
- お休みに見積り依頼を出したのにもかかわらず、返信をくれたこと
- 自分の家の近くに支店があったこと
- 保証がデフォルトで10年ついていること
- 何より対応が良かった。というのも、休みなのに、自分の家の近くの担当者がいないのにもかかわらず、車で1時間半の営業所から見積もりを取る確認に来てくれた。
ここ以外は、保証がついていなかったり、自分で機器を取り付けなければいけなかったり、値段が安くなかったり、見積依頼をしても3日たっても返信が無かったりしました。
『給湯器の機種を選ぶ』
実は、給湯器を選ぶ時ってそれほど選択肢はないのです。というのも、現在使っている後継機というのを指定するとだいたい1種類しかないのです。
ただ、その現在使っている機械というものには色々なタイプが有ります。
・壁掛けタイプか床置きタイプか
・通常のタイプのもの(1番安い)
・床暖も使用できるタイプのもの(1番高い)
・エコ上手のもの(2番目に安い)
我家の場合は、床置きタイプで、床暖なしなので、通常タイプかエコ上手かのどちらかになります。
さらに、通常タイプかエコ上手かというのも使用料が少ない1人暮らしであれば、エコ上手ではなく、通常タイプのほうがいいようです。
わが家は2世帯なので、使用量が多いため断然エコ上手のほうがいいと判断しました。
そうすると、ノーリツでは1種類しかありませんでした。
メーカーを変えるとそれぞれのメーカーで適応できる機種は1種類ずつあるようです。
今回比較したのは、ノーリツとリンナイでした。
どちらも性能的には変わりがなく値段も変わりなかったです。
ノーリツはこちらから
ただ、今までわが家ではノーリツを使っていたので、ノーリツにしました。
その型番はこちら[GT-C2452SARX-2-BL-13A-20A-D101E-KJ]
こちらの費用提示はとてもわかりやすく、現在使用している機器の引取、工事費、10年保証も含めた値段で18万5千円でした。
『写真による見積り依頼』
この見積依頼、実は「現在付いている給湯器本体」「給湯器から雨樋までの距離が分かる写真」「給湯器横の配管」「お風呂場のリモコン」「台所のリモコン」「お風呂の追い焚きをする時にお湯が出る所」それぞれの写真をとって送ると見積もりを出してくれます。
ただし、写真で判断できない場合は来てもらわなければならなくなります。
『ノーリツ給湯器入れ替え工事当日』
さて、当日ですが、この日は順調だったらしく、時間より前に来てもらうことが出来ました。
(この日は別件がありなるべく早い時間にして欲しいとお願いしていた。)
そして、まず、室外機の交換からスタートして、リモコン2箇所変更し、だいたい2時間30分位。
工事は3時間くらいですと言われていたので、こちらも時間内です。
作業もシートをきちんとひいて作業してくれました。綺麗に取り付け完了です。
取り付けが終わったら、書類にサインをして終了です。
支払い方法は、振り込みか現金払いかカードかが選べます。
近畿ライフサービス以外に、メーカーにもユーザー登録が必要になります。
というのも、パロマガスで事故があった反省を活かして、メーカーに登録しておくことでリコール情報が届く仕組みになっているようです。
登録用のハガキがついています。それ以外にもノーリツの場合はネットからも登録ができます。
『給湯器って電源を着ることが出来るの? 地震の時はどうすればいいの? 』
これ、前から気になっていた質問だったので、今回ついでにしてみました。
すると、電源自体はないので、電源を切りたければ、コンセントごと抜けば大丈夫です。
では、地震の時は給湯器の電源を抜いたほうがいいですか? と聞いてみました。
すると、地震の時は、ガスメーターのところの弁が振動で止まるようになっているので、何もしなくても大丈夫です。とのことでした。
弁が閉まっているときは、赤くランプが点滅しているので、解除する場合はボタンを押スト解除になるようです。
『さて、実際にエコ上手を使ってみました』
今度のものは「eco」ボタンがついています。
今回エコ上手にしたのですが、すべてがエコモードの方が安くなるわけではないようです。その限界値が8Lだそうです。
ということは、8Lまでは通常モードでお湯を作ったほうが安くなる。8L以上は「eco」モードに切り替えたほうがガス効率がいいとのこと。
では、ガス給湯器はどう判断するかというと、最初の8Lは通常モードでお湯を沸かしていて8Lを過ぎたところで給湯器が勝手にエコモードに切り替えてくれるそうです。
ですが、最初から8L使うとわかっている場合(例えばお風呂のお湯はりなど)は最初からエコモードでお湯を作ってくれるようです。
ここまでは自動で全部給湯器が判断してやってくれます。ですが、最初から8L超えるとわかっている場合は「eco」ボタンを押すと最初からエコモードにしてくれるようです。
この8Lってどのくらいなのかというとよくわからないので、実験してみました。
実験方法は、現在までのお湯の使用量を見ます。(今回から使用したガスやお湯の猟が見られるのです)。そして、最初と使い終わった後と比べた所、2人分の食事後の食器洗いした場合で14L使っていました。
ということで、通常食器洗いをする場合はピッと「eco」モードにして使うといいことが分かりました。
『おまけ昔使っていた暖房器具の室外機撤去をお願いしました』
昔使っていた暖房がガスでした。壊れた時に切り替えるときに電気のエアコンに切り替えたのですが、(値段が高かったので)暖房器具の室外機をお願いした所プラス5000円で請け負ってくれました。
『ガスの給湯器が壊れたのでエコ上手に交換〜終わりに』
最初に調子が悪い時に点検に来てくれるメーカーの直営店から購入すると、ほぼ倍近くの値段がすることが分かりました。(実際は6割位でした。)
既存の室外機の撤去をお願いするといくらか確認した所2万円とも言われました。
私の家は関東圏で、東京に支店があるので今回近畿ライフサービスにお願いしました。組織で上手に役割分担や引き継ぎ等できているので、とてもスムーズに導入でき、かつ10年保証がつき、価格が一番安かったです。
※他のところは工事費や保険料を足すと結局近畿ライフサービスより高くなった。
ご自分の地域でサービスセンターがあれば、近畿ライフサービスはおすすめです。