みなさん夏休みが終わり、次は冬休みに向けてそろそろ旅行の準備を始める頃ではないでしょうか? 毎年直前に計画をたてるとすでにチケットは売り切れなんてことが有りますよね。
今年の夏休みはそんなことにならないように早めに準備をしてはいかがでしょうか? そんな子供の夏休みのイベントに電車での旅行があります。その中でも、しなの鉄道の「ろくもん」があります。
今回は、この「ろくもん」電車について皆さんにご紹介していきたいと思います。
『しなの鉄道「ろくもん」とは? 観光列車って? 』
さて、みなさんしなの鉄道「ろくもん」とはどんな列車かご存知でしょうか? こちらの列車は2014年7月から運行を開始した長野と軽井沢の間を走る観光列車になります。
観光列車というと普通の電車と何が違うのかというと、観光のために列車なので進みがゆっくりですが、車内での観光名所案内やお弁当の販売、さらには食堂車までついているのです。
そして電車の外見は真っ赤な車体でかっこいいのですが、中は木の素材をメインとしていて、ゆったりと寛げるようになっています。実はこちらをデザインしたのは、九州で超人気のクルーズトレイン「ななつ星」をデザインした水戸岡鋭治さんなんです。旧国鉄時代の車両115系を改良したコチラの電車、電車大好きの子供向きですね。
1号車と2号車は食堂車ではお互いの座席は仕切りが半透明で、プライベート空間を確保しつつ、広々とした空間になっています。3号車は障子で仕切られた個室です。すごいですね。
また、窓際に横1列でずっと外の風景を眺めている事ができる座席も有ります。浅間山側に設置されていて、優雅に外の景色を楽しむことが出来ますね。
全部で3両ですが、とても凝った作りになっていて、車内を先頭から一番後ろまで一通り回るだけでもかなり楽しめるようになっています。
食堂車では、山の幸を楽しめるようで、外の風景を眺めながらゆったりと食事ができるようになっています。
『しなの鉄道「ろくもん」子供には? 』
さてこちらの「ろくもん」電車好きの子供にはとても楽しいものですが、小さい弟や妹がいた場合には飽きてしまいます。ですが、「ろくもん1号車」には、「木のプール」が有り、その中に木のボールがいっぱい敷き詰められたところで遊ぶことが出来るようになっています。絵本も有り、其の区画は透明の仕切りがあるので外からでも子供の様子がわかるようになっています。
また、「とくろ駅」では、ろくもんまんじゅうを購入したり、温泉の水を使ったお茶なども飲めます。
そして、面白いのが「小諸駅」で電車が停まり、外を散策することが出来ます。駅に金魚がいるので是非見に行って見てください。
『しなの鉄道「ろくもん」運行状況は?』
こちら片道1時間30分となっていて、毎日運行しているわけではなく、金曜、土曜、日曜、祝日に運行していますが、詳細はサイトを確認してください。年間約180日程度となっています。
ちなみにろくもんは1号から3号まであり(同じ車体ですが)出発の時刻によって号が決まっています。
【 ろくもん1号 】
座席数 72席 軽井沢 10:40 → 長野 13:05
【 ろくもん2号 】(1号の折り返し電車)
座席数 72席 長野 13:34 → 軽井沢 15:48
【 ろくもん3号 】
座席数 72席 軽井沢 16:09 → 長野 17:38
ろくもん3号だけ食事のプランがないので、注意です。
『しなの鉄道「ろくもん」予約方法は? その値段は?』
食事付きと、指定席だけの2つのプランが有ります。出発日の1か月前の10:00から前日までで、軽井沢駅・小諸駅・上田駅・戸倉駅・屋代駅・長野駅しなの鉄道きっぷうりばで購入ができます。それに加えて、JTBと近畿日本ツーリストでも購入することが出来ます。
食事なしを選んだ場合でも、車内でお弁当を購入することも出来ます。
この機会に是非電車での食事を体験したい人は食堂車での食事を体験してみてください。
さて気になるところの費用ですが、全席指定なので、指定席券が必要となります。区間乗車券(軽井沢〜長野の場合は大人1640円・小児820円)の運賃と指定券(大人 1,000円・小児 500円)になります。※2016年5月1日現在
『しなの鉄道「ろくもん」クルーズトレインとは? その値段は?』
実はこの「ろくもん」クルーズトレインのサービスを始めました。
毎月1回だけの運行になりますが、2つのコースが用意されています。上記の観光列車とは別に運行されます。
1つ目は日帰りコースで軽井沢10:40に出発して長野18:00に到着するコースです。(1人 23800円
軽井沢から長野に行き、そこから牟礼と黒姫に行き再び長野に戻ってきます。
2つ目は宿泊コースです。上田駅から三大車窓のJR姨捨駅へ乗り入れてそこで夜景を見ながら食事が取れるというプラン。
長野市の善光寺界界隈か小布施町に宿泊かで選ぶことができます。どちらを選ぶかで観光先も変わるようですね。(小布施コース 岩松院の拝観など)長野コース 宿坊の精進料理や門前町の街歩き)
次の日は、黒姫駅から軽井沢駅まで「ろくもん」に乗車となっています
『ろくもんのクルーズトレインはいつから開始なの』
ろくもんが始まって2年目の今年(2016年)7月から開始です。
予約受付開始日時
2016年4月27日(水)10:00~
ろくもん予約センターにて電話で受け付けとなっています。
平成28年12月運行分お食事付きプランの申込開始日は
平成28年10月1日(土) 10:00~受付開始
※運行日 平成28年12月2日・3日・4日・5日・16日・18日・19日・23日・24日・25日・26日(11日間)
TEL 0268-29-0069
『しなの鉄道ろくもんとは ? その値段は?– 終わりに』
さて今回はしなの鉄道ろくもんとは ? その値段は?について調べて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
値段ははっきり言って安くないです。節約主婦としてはかなり大きな出費になりますが、電車好きの子には普通の旅行と違いとても楽しい思い出に残る夏休みになりそうですね。
すでに予約は始まっていますので、行きたい方は早めに申し込みしてください。
軽井沢や長野でついでに1泊というのもいいですね。そんな時はこちらのサイトがオススメです。
じゃらんnet